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【博物館探訪】赤穂市立海洋科学館・塩の国 ②塩づくり体験
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SDGsアドバイザーが講師をつとめる、兵庫県の理科実験教室、キッズアース播磨町校です。
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東大卒講師が勉強のノウハウを楽しく教える、播磨町の共明塾です。神戸、加古川、明石、高砂からも是非お越しください。
兵庫県の西端に位置する赤穂市は、赤穂義士と共に「塩」でも有名な街です。
「赤穂市立海洋科学館・塩の国」では、かつて行われていた塩づくりの方法を知ることが出来るだけでなく、「塩づくり」の体験も出来ます。
今回はこの博物館の見学と塩づくり体験をしてきました。
②塩づくり体験
【塩づくり体験】
「赤穂市立海洋科学館・塩の国」での塩づくり体験は、科学館への入場料だけで良いので、実質無料です。
時間が決まっているので、時間をチェックして、10分前までには受付を済ませておく必要があります。
※ 2022年5月現在、コロナの影響で「釜焚き実演見学」は休止中でした
2階で受付を済ませ、1階の別棟にある体験棟へ。
既に各テーブルには、コンロと土鍋、竹べら、袋が用意されていました。
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火をつけてもらってから、お話を聞きます。
鍋の中に入っているのは、塩分18%の「鹹水(かんすい)」。
海水の塩分濃度が3%くらいですので、その6倍の濃さの塩水ということになります。
海水をそのまま煮詰めていくのは、とても大変なので、
この濃い塩水である「鹹水(かんすい)」をどう作るかというのが、
そのまま日本の「塩づくりの歴史」だったというわけです。
「塩の歴史」についてはこちらにまとめましたのでご覧ください。
さて、お話の間に、鍋が沸騰してきました。
竹べらで、土鍋の横のところと底をこそげるようにして、「鹹水(かんすい)」を混ぜていきます。
あわてず、こぼさぬように、しっかりと。
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混ぜているうちに、どんどん水分が減っていきます。
頃合いを見て、竹べら二本をお箸のように持って、さらに混ぜていきます。
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だいぶ水気が飛んで、塩のかたまりが出来てきました。
塩がぷつぷつとはぜ始めます。
火を止めて、余熱でさらに混ぜていきます。
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いよいよ「塩」になってきました!
土鍋をコンロからおろし、スプーンでこそげながら、つぶしながら、より細かい粒にしていきます。
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そして出来上がったのが、右の「塩」です。
時間にして、実質15分程度(公式サイトの所要時間では30分となっています)。
細かいことを抜きにすれば、ひたすら水分を飛ばしながら混ぜる、という工程です。
そして、これは、実際の作業で言えば「釜焚き」を土鍋で再現したもの、ということになります。
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実際の作業は、目の前で釜が焚かれていて、その中でひたすら作業を行うわけで...特に夏場などは、大変な作業だったことでしょう。
しかし、体験で行う分には、とても手軽で、わいわい楽しみながら出来る作業でした。
ただし、土鍋が大変熱くなり、また塩がはぜたりする危険もあるので、作業できるのは小学生以上となっています。
赤穂にお越しの際は、赤穂城やお寺・街巡りだけでなく、こちらにも足を伸ばされてはいかがでしょうか。
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