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【しぶんぎ座流星群】流れ星のお話

    01_自然観察,03_自由研究
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1月3日の深夜、「しぶんぎ座流星群」を見ることが出来ました。
さて、「しぶんぎ座流星群」とはどんな流星群なのでしょうか。


【「しぶんぎ座」という星座はない】


実は、この流星群の名前についている「しぶんぎ座」という星座は、
どんなに星図を探しても見つけることが出来ません。
このお話については、過去に書きましたので、ご覧ください。

【1月4日】しぶんぎ座流星群の謎


現在の88星座が定められてた時に、「しぶんぎ座」は外されてしまったのです。
しかし、その頃には既に「しぶんぎ座流星群」として名前が定着していたので、流星群の名前として残った、というお話です。



【流星群を見てみよう】


国立天文台(NAOJ)さんが、流星群について、小学生向けのミニレクチャーをしてくれていますので、聞いてみましょう。


流星群は、彗星の置き土産、だということが分かります。
質問の中にありましたが、彗星が地球の軌道に接近した後は、チリの数も増えて、「流星雨」のようにもなるそうですよ。
そんな星降る夜空、是非眺めてみたいですね。


【流星をつくる?】


流星群は、天体現象ですけれど、これを人工的に行おうと考えている企業があります。


さんです。

夜空をキャンパスに見立てて、そこに人工の流星を降らせる…

とても面白いプロジェクトだと思います。
今の小学生が大人になる頃には、流星をバックにプロポーズ、なんて未来も来ているかもしれませんね。

現在は、流星発生装置を使っての実験段階だそうですが、これが宇宙デブリ(ゴミ)に関する技術と融合して、
デブリを地球にわざと落下させ燃やしてしまうような形でプロジェクトが進化していけば、
宇宙デブリの問題も、あわせて一気に解決できるんじゃないか、なんて期待もしてしまいます。


【流星を見たい!】



次の流星群は、「4月こと座流星群」になります。
しかし、天気の関係や夜出るのは難しい、という方もいらっしゃると思います。

そんな時に重宝するのが、
さんです。

ハワイのマウナケアにある「すばる観測所」や、長野県の「東京大木曽観測所」からライブ中継をされているので、
天気が悪い時でも、家から出なくても、星空を眺めることが出来ます(もちろん肉眼で見れればその方が良いですけれど)
流星があった時にチャットで指摘があったり、見損ねても巻き戻してみることが出来たり、ということが出来るのも良いですね。

これは「すばる観測所」で撮られた2021年7月の動画ですが、短い時間でたくさんの流れ星が見られるので、是非見てみて下さい。



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