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【定期試験&新試験 対策】世界史と日本史のまとめ方

    新テスト,社会,08_東京大学
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東大卒講師が勉強のノウハウを楽しく教える、播磨町の共明塾です。神戸、加古川、明石、高砂からも是非お越しください。

教育が大きく変わる中で、「歴史総合」「地理総合」のスタートも視野に入ってきました。
しかし、現役の学生にとっては、目の前の「日本史」「世界史」のテスト対策も進めねばなりません。

少しだけ、そのお手伝いになるお話をしましょう。


【「歴史」って何?】


歴史暗記科目」だと思っていませんか?
そう考えて勉強しているなら、とてももったいない時間の使い方をしていることになります。

歴史」で学ぶのは、「時代の転換点」とは何か。
つまり、「何が」「どのように」時代を変えたのか、ということです。

それを「暗記」するのではなく「理解」することに重点をおくと、「知識」は自ずとついてきます。

例えば、
  • 「ローマ」は何故、あんなにすごい帝国となったのか。
  • その帝国を支えた制度はどんなものだったのか?
  • それだけの帝国は何故凋落したのか。
  • 国内要因は? 外的要因はあったのか? そこにキリスト教はどう絡むのか?

細かい年号を「暗記」するよりも、この大きな流れをつかむことが「歴史」を「理解」することです。

そして、「歴史」を100年(1世紀)の単位でプロットし、その世紀全体で何があったのかを考えることで、大きな流れをつかみ、順序の混乱を避けることが出来るようになります。

具体的には、各世紀ごとに1枚の紙にまとめると、やみくもに「年号」や「人名」や「出来事」を「暗記」するより、数倍、数十倍効率よく「知識」が整理でき、「歴史」への「理解」を深めることが出来ます。



【「日本史」「世界史」のまとめ方】


具体的に見てみましょう。

共明塾でお配りしているのが、この歴史プリントです。
左が日本史用、右が世界史用です。


別に隠すほどのモノでもありませんので、自由に使って頂いて構いません。
(その際は一報頂くなり、使ってみての感想を頂ければ嬉しいです。)

まぁ、他の塾の方がお金取って配ったりしたら、さすがに倫理的にどうかと思いますが(笑)


見ての通り、日本史も、世界史も、白紙です。

これにも意味があって、このシートを自分で埋めることに意味があるのです。
書きにくければ、フォーマットを変えて頂いても構いません。
正直、近現代史になると、これではしんどいので、50年年表、10年年表を作ってプロットすると、分かりやすくなるでしょう。

似たような年表は、ちょっとした参考書を買えばついてきますが、それを眺めて「暗記」することには、あまり意味がありません。
自分の中で、何が重要で、何をプロットすべきかを考える、そのプロセスの中で、「歴史」の大きな流れ理解することが勉強になるのです。


世界史用」は、「日本史用」にあるような項目すらありませんね。

実は、世界史の中で大事なのは国際関係です。
どの時代のどの国が、どのように影響しあっていたかを「理解」することが、「暗記」する以上に大切なのです。

例えば世界史の最初の方で、「メソポタミア文明」「エジプト文明」「エーゲ海西岸」「エーゲ海東岸」とバラバラに学びますが、この地域名を縦に並べて、横の時間軸で合わせながら、これらがどのように「ヘレニズム」に進んでいくのかを焦点にして、それまでの各地域史を見ていくことで、すっきりとまとめられると思います。



これは、時代が下って、他の地域になっても、例えば「イギリス」「フランス」「ドイツ」「その他ヨーロッパ」と焦点をあてる地域を変えれば、同じようにプロットして整理することが出来ます。

なので、日本史のように項目で分類するのではなく、左に国名を書き込むようにしています。
また、下の空白が大きいのは、そこに政治や経済のシステムを書き込める余地を作っているからです。

世界史の参考書としては、この本がとても良くまとめられていてお勧めなのですが…。

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もう絶版、なのかもしれません。
もし、手に入れることが出来れば、是非手に入れて参考にしてみてはいかがでしょうか。


一方で、私自身の高校時代の世界史のまとめノートはこんな感じでした。

 

意外と普通のまとめノートですね。

というのは、高校時代の世界史の先生の授業が、先程の「国際関係史理解できるシート」をプリントにしたものを配ってくださっていたのです。
国際関係から世界史を見るという視点が見についたのは、その先生のおかげです。

高校生時代は、先生が配ってくださった「国際関係史が理解できるシート」を普通のまとめノートに落とし込む、という作業をして、
「先生のプリント」+「自分のまとめノート」+「教科書・資料集・用語集」で勉強をしていました。


いずれにせよ、「自分でまとめる」というのがとても大事です。
漫然と、教科書を眺めていても(それで全部覚えられるくらい頭が良ければ別ですが)、時間を浪費するだけです。

自分の手で図表にすることで、歴史の流れを「理解」でき、それが「知識」につながります。
是非、試験対策として、自分の手でまとめる、ということをやってみてください。


【「歴史総合」へ】


実は、東京大学の過去問などを見ると、「歴史をどうとらえるのか」ということは、問題として出ています。

難関大学を受験する生徒は、過去問などを解く中で、そういう「暗記」するだけではない勉強法を身につけているのです。
逆に、「暗記」科目として取り組んでいる生徒には、「歴史」はかなりきつい科目になります。

何故なら、東京大学の出す問題に対する「答え」は、「暗記」する項目にはなく、「理解」してないと出てこないのですから。

東京大学は、歴史の「知識」を前提に、歴史の「理解」を問い直します。
どの角度から光を当てるかで、見えてくるものは違うのです。

これを追体験できる本として、この本をおススメしましょう。


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東京大学の過去問が並ぶ、というと難しそうですが、東京大学の過去問を通じて、歴史の見方、楽しみ方を学ぶことが出来る内容になっています。


さて、現在、教育改革の一環として、「歴史総合」「地理総合」の必修化が言われています。
歴史総合」は、主に近現代史を中心とした歴史への「理解」を深める教育内容になります。

教える先生方の意識も「暗記」から「理解」へと変わっていくことでしょう。

時代の鏡としての「歴史」を「理解」することで、
暗記」するだけで終わってしまっていた「歴史」が
社会の役に立つ学問として、注目を浴びるようになることを期待しています。


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