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【ひょうご環境体験館】「目のふしぎ」~擬態と視野~
- 04_イベント・講演会,理科
SDGsアドバイザーが講師をつとめる、兵庫県の理科実験教室、キッズアース播磨町校です。

ひょうご環境体験館 さんでの実験も、回数が重なってきました。
毎回違う講座を、という依頼ですので、今回は「目のふしぎ」を取り上げました。
錯覚の話、不可能立体の工作なども行いましたが、今回は「環境体験館」さんでの実施ということで、自然環境における「目のふしぎ」について説明したいと思います。
【「目のふしぎ」~擬態(ぎたい)~】
「目のふしぎ」で環境のお話、というのは少し不思議な感じがするかもしれません。
しかし、ここは「環境体験館」。
自然環境の中には、目の錯覚を利用した、様々な現象が隠れているのです。
そのひとつが「擬態(ぎたい)」。
虫を見つけるのに、植物そっくりで見つからないとか、毒を持っているように見えて触りにくいとか、そんなことが多くあります。



(左端はナナフシ。木にとまっていたら見つけるのは難しそう。
真ん中と右端は、タテハチョウの幼虫と成虫。幼虫はトゲトゲで痛そう、毒を持ってそうだけど、毒はないし、トゲも柔らかい。)
動物だって、雪の多い地方の生き物は真っ白だったりしますよね。雪の中で見つかりにくくなっているのです。

(生成AIにて作成)
見つかりにくくなる、あるいは毒を持っているように目立つことで、食べられにくく、あるいは獲物にそっと近づきやすく「進化」してきたのが、そういった動物たちです。
【「目のふしぎ」~視野(しや)~】
「目のふしぎ」のお話の中では、人間に目が二つあることによる実験も行います。
人間も、イヌやネコも、ゾウやキリン、ウシやウマ、鳥も魚も爬虫類も両生類も、基本的に目は二つです。
進化の過程で考えると難しい話になってしまうので、そこまでは踏み込みませんが、目が二つあることで、出来ることがあります。
一つは、立体的にモノを見ること。
もう一つは、視野を広げることです。

基本的に、獲物を狙う肉食系の動物は、獲物との距離を測るために、目は前向きにつき、立体的にモノを見れるようになっています。
一方で、肉食動物を早期に察知して逃げる必要のある草食動物は、目が側面につき、広い視野でモノが見れるようになっています。
【ひょうご環境体験館】
今回のイベントについては、ひょうご環境体験館さんのFacebookでも、ご紹介頂きました。
たくさんのイベントが紹介されていますから、是非ご覧になってください&是非ご参加してみてくださいね!
【サイエンスショー】
さて、当校実施のサイエンスショーや実験工作は、テーマ別の体験型実験教室となっています。
今回は「目のふしぎ」を行いましたが、どの講座も楽しい内容になっています。



ご相談に応じて、新テーマで行うことも可能ですし、コラボ企画なども検討いたします。
また、金額につきましては、予算に応じての実施とさせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。
少人数であっても、多少遠くても、どこでもお伺いしますよ!
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